Thursday, April 15, 2010

行進団合流/Fondaモホーク・コミュニティ

 Fondaのモ ホーク・コミュニティで一行はRestDayだという。朝からスカッと晴れた丘を歩いた。固いひ とかかえほどの石があちこちにある。純さんによると、だからここは農地として開拓されなかったと いう。そして所々に石をサークル状に積み上げているのは、かってこの地に住んでいたモヒカン族のものでは ないか、と言う。

 午後
2時頃、Fondaへと平和 運動には関わらない黒人としては例外ADの車で行く。途中Albanyニューヨーク州の州都を抜ける。古い英国風のビルと現代風のビルが混在す る人口5万人程のこじんまりとした都市はハドソン川沿いにあり、彼が街と 川の間にある川岸の小公園を案内してくれた。街から歩いて川岸に来るのは、ハイウェ イの上にかかっている歩道橋を登り降りするという。まず車を優先してアメリカの街は作られる、つまり遠距 離移動機能を重視するのは、オーストラリアもそうだった。移民社会とはそういうものなのかも知れない。

 この街で働く人の中には南部から移住した例も多いという。重厚な作りの州庁舎の脇の緑地に団地群があり、そ こは低所得者が多く犯罪率も高いという。立法府と犯罪地帯、両極のコントラストが並んでいる。

 鉄道に沿った
3車線道路の脇に、モホークのコミュニティ・ハウスがあった。中に 入ると迷うように大きい。カナダから来た旧友と再会。別れていた間のよもやま話に花が咲 いた。彼は定年退職後にミャンマーの寺で2年間修行。出家して、今は四国で瞑想センターを開いた。

 モホークの女性達とインディアンのとうもろこし粉の料理と、ウォーカーが歩いている間につまんだ山菜の夕食。よ うやくウォーカーと再会、夕食後サークルで自己紹介をした後に、重厚な造りの
2階部屋の床にホッとしたらすぐ眠った。

(澤村)

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